ぬいぐるむ

更新すっかりサボってました。

食べたものの写真は撮っているのだけど、整理をしてない…。
まいっか。

そんなこんなで、今日は物凄く久しぶりに針仕事をしました。
いきなり犬のぬいぐるみを作りたくなって、その衝動のままに作成。
こういうものを作るのは、何年ぶりだろう？
下手すると10年ぶりくらいだったりするかも…。
なので、材料がさっぱり無いのです。
しかし翌日まで待って布を買うようなことはできません。
（思いついて始めたのが、5/28の深夜だった）
翌日にしたら、やる気がすこーんと抜けてしまいます。
思い立ったが吉日なのです。

そこで見つけたのが、タオル。
100円ショップ謹製です。
扱いにくい素材なのだけれど、背に腹は変えられません。

参考にしたのはこの本。


ダックスフントの型紙を使い、ちょっとアレンジを加えます。



まずは耳を縫って裏返し…。
……なんだろう、これ。
エビフライ？



さすがはタオル地。
もこもこ膨らみ加減が半端無いです。
しかしダックスの耳といったら、ぺらんと皮一枚なぺろぺろさが身上だと思うので、変更。
タオル地の裏に白のフェルトで裏打ちしました。

で、ちくちくと手縫いして行ったのですが、やっぱりタオルで細かいものは作るもんじゃありません。
一番困ったのが、縫い目が伸びること。（これは股下のところ）
サロンシップも驚きの伸び伸び状態。
このせいでパンヤをさっぱり思い通りに詰められませんでした。
こういうものの表情はパンヤで決めることが多いので、これは辛い。



そしてヨレるヨレる。
しっぽも緩く回転状態。



そして、なぜか、おっぴろげー(涙)。
脚の刳りは本のまま変えてないので、これもタオル地ならではのものなんでしょう。
こらあかんわー。



とにかく、縫い目を塞いで脚を揃えるため、矯正を加えます。
がっつりと縫い縮めました。



あ、元々の型紙には無いのだけれど、私は足の裏が欲しい派なので
型紙を弄りました。
レモンイエローのフェルトを涙滴型に切って、底にしてあります。
耳の裏もレモンイエローで良かったかもなぁ…。



そして布に記した線があっというまにスレて消えるし、合い印もほつれて訳分からなくなるし…。
いきなり殆ど勘で縫った結果、思いっきり歪みました。
うわぁ、こりゃ首をかしげてるどころの騒ぎじゃねぇ！(汗)



まぁこういうのも愛嬌です。
しかしもはや三の線を狙うしかなさそうだと思いました。
で、こんな感じにしてみました。



大きな変更点は、以下の三つ。
(1)耳の大きさ
(2)尻尾の表情
(3)脚の位置と形

耳は作ってみるまでどういう感じに付くか全く分かりませんでした。
こういうものを作るときって、三次元の空間認識能力が必要だよね…。
型紙を見てもさっぱりピンと来ないので、サイズだけ弄って付けてみたところ…なるほど。
狙った形にはならなかったけれど、次があればもうちょっとマシにできそうです。

尻尾は、元はピンと上に立っていたのですが、私のイメージではこんな感じなんですよね。
柴犬とかと違って、中途半端にやる気の無いテレっとした感じの尻尾。
お尻のラインから緩く繋がって弧を描く感じです。
尻尾自体はヨレてるのだけど、矯正したところかなり思い通りにできました。

一番大きく弄ったのは脚。
元の型紙では、前足が凄くおかしな位置にあったんですよね。
で、変えてみた結果、ちょっと想定外に足先が後ろに流れることが分かったので、
前足の先がもっと前に出るように型紙を変える必要がありますね。



口の線は意図的に切り替え線から微妙にずらしました。
多少は歪みが目立たなくなったんじゃないかなぁ。
正面から見たときの耳の形が凄く納得いかない…。



お尻側から。
後ろ足の形は結構いい感じになったんじゃないかな。
多分この写真の色が、一番本物に近いと思う。
夜の室内の蛍光灯の下で撮ると、どうしても色味がおかしくなるなぁ。




あー、満足した。
型紙の修正ポイントは色々と見つかったけれど、また作るかどうかは不明。
いつかまた気まぐれにやる気が出たときに。